概要
ArcGIS Maps SDK for JavaScript では、ArcGIS Online の MapViewer で作成した Web マップをそのまま利用できます。ArcGIS Online の MapViewer を使用すると、迅速かつ簡単に Web アプリケーションを作成して共有できます。Web マップには、ArcGIS Server のマップサービス、イメージサービス、フィーチャサービス、KML、OGC Webサービスなどを含めることができます。また、カンマ区切りで値が格納されているテーブル(.csvまたは.txt)や GPS データの交換フォーマット(.gpx)で格納されたデータを追加することもできます。さらに、Web マップでは、属性表示に使用するポップアップの構成や、ベースマップ、初期表示範囲の指定なども MapViewer で行うことが可能で、ArcGIS Maps SDK for JavaScript で Web マップを利用した際に、それらの設定を引き継いだ状態で使用することができます。また、ArcGIS Maps SDK for JavaScript はデフォルトで ArcGIS Online を参照しています。Portal for ArcGIS に接続したい場合は、別途設定が必要になりますが、ArcGIS Online のアイテムを使用して ArcGIS Maps SDK for JavaScript を利用する場合、前提の設定は必要ありません。
Web アプリケーションでの利用
ArcGIS Online の Web マップからマップを作成
ArcGIS Online の Web マップを使用してマップを作成する場合、ArcGIS Maps SDK for JavaScript では、PortalItem クラスを使用します。最初に必要なモジュールをインポートし、Web マップ ID を使って新しい PortalItem インスタンスを作成します。次に、WebMap クラスのインスタンスを作成し、portalItem プロパティに 作成した PortalItem インスタンスを設定します。Web マップ ID から作成
ArcGIS Online の Web マップ ID を使用してマップを作成するため、まず Web マップの詳細ページに移動します。Web マップ ID は、詳細ページ URL の最後の値です。例えば、Topographic マップの詳細ページ URL が「https://www.arcgis.com/home/item.html?id=67372ff42cd145319639a99152b15bc3」の場合、Web マップ ID は「67372ff42cd145319639a99152b15bc3」になります。サンプルコード:
require([
"esri/portal/PortalItem",
"esri/WebMap",
"esri/views/MapView"
], function(PortalItem, WebMap, MapView) {
// Web マップの ID を変数に格納
const webMapId = "67372ff42cd145319639a99152b15bc3"
// WebマップIDを使って新しいPortalItemを作成する
const portalitem = new PortalItem({
id: webMapId
});
// PortalItemから新しいWebMapインスタンスを作成する
const webMap = new WebMap({
portalItem: portalitem
});
// WebMapを使ってMapViewを作成する
const view = new MapView({
container: "mapDiv",
map: webMap
});
});
ArcGIS Online のアイテムを使う際の認証
ArcGIS Online のアイテム(Web マップなど)を Web アプリケーションで使用する際の認証は、以下のポイントに注意して行います。- パブリックなアイテムの場合: パブリックなアイテムは認証を必要としません。アイテムの詳細情報はログインなしでアクセス可能です。
- 非パブリックなアイテムの場合: ユーザーがログインしている場合、SDK は ArcGIS Online に対して自動的に認証します。
Portal.authModeプロパティでサインインのタイミングを指定
- anonymous : サインインしない。アクセス制限されたコンテンツを使用する際に、エラーが返される。
- auto : アクセス制限されたコンテンツを使用する際に、サインインダイアログが表示される(デフォルト)
- immediate : Portal クラスのロード時にサインインする。
// Portal のインスタンスを作成
const portalSite = new Portal();
// 認証処理
portalSite.authMode = “immediate”; // ロード時にサインイン
portalSite.load().then(function() { //ロード(サインイン)
user = portalSite.user; // サインインしたユーザー
user.fetchItems(params); // 指定したフォルダーのアイテムを取得
});
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