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ArcGIS Pro: CAD データをインポートしたい

ナレッジ ID: 25455 | 公開日: 2025年1月7日 | 更新日: 2026年10月9日

概要

ArcGIS Pro では CAD データを次の 2 つの方法で追加して利用することができます。

ArcGIS Pro のプロジェクトにおいて、図面としてのマップへの追加で良い (読み取り専用で問題ない) 場合はマップに直接追加を、データ自体に編集作業を加えたい場合は [CAD → ジオデータベース] ツールで変換した上で、追加してご利用ください。

マップに直接追加[CAD → ジオデータベース] ツールで変換して追加
地物や属性情報の編集✕〇
プロジェクト内でのシンボルの変更〇〇
表示位置(※)(※)
ジオプロセシング ツールでの利用〇 (読み取り専用)〇

(※) 地球上の位置を示す座標系が定義されている CAD データの場合、ArcGIS Pro はその情報を継承しますが、読み込まれないような場合は、明示的に [投影法の定義] またはジオリファレンス作業が必要です。

マップに直接追加する場合

[マップ] タブ → [データの追加] → [参照] をクリックし、CAD データが保存されているパスへアクセスし、データを選択の上で [OK] をクリックします。

直接追加した CAD データの取り扱いについて

  • ArcGIS Pro で可能な作業
    CAD データをマップに直接追加した場合、CAD データのフィーチャ レイヤーは読み取り専用ですが、これらのレイヤーはシンボルの再適用やジオプロセシング ツールの入力に利用できます。
  • ジオメトリ
    CAD ファイルに格納されているデータは、ポイントやラインなどの形状タイプごとに ArcGIS 側で対応する ArcGIS ジオメトリ (ポイント、ライン、ポリゴン 等) として認識されます。
    そのため、CAD ソフトウェアでの表示と、ArcGIS Pro に追加した際の表示に差異がある場合があります。
    対応する ArcGIS フィーチャクラス ジオメトリ タイプの詳細は以下のヘルプ ページをご確認ください。
    サポートされている AutoCAD および MicroStation のジオメトリ
    サポートされている Autodesk Civil 3D ジオメトリ
  • 表示位置
    地球上の位置を示す座標系が定義されている CAD データの場合、ArcGIS Pro はその情報を継承します。
    読み込めない場合、ArcGIS Pro の [投影法の定義] ツールにて、データ作成時の座標系を指定し、座標系を定義します。
    あるいは、CAD データの座標系が独自のものである場合、CAD データのジオリファレンスを実施ください。
    ※ CAD データのうち、1 つのフィーチャ レイヤーを指定して、データ作成時の座標系を [投影法の定義] またはジオリファレンスを実施しても、他のフィーチャ レイヤーを含めた CAD データ一式が変更された位置で描画されます。
  • シンボル
    CAD エンティティの CAD プロパティを使用し、CAD データのシンボルに似せて描画します。
    ※ [コンテンツ] ウィンドウ内のフィーチャ レイヤーごとに、そのレイヤー内のフィーチャのシンボル表示に使用されている CAD レイヤー名・CAD の色・CAD ライン スタイルが表示されます。

[CAD → ジオデータベース] ツールで変換する場合

  1. [解析] → [ツール] をクリックし、[ツールの検索] 欄に「CAD」と入力し、[CAD → ジオデータベース] ツール を起動します。
  2. パラメーターを設定し、[実行] をクリックします。
    • 入力 CAD データセット: CAD データ
    • 出力ジオデータベース: 任意のジオデータベース
    • データセット: 任意の名称
    • 空間参照: CADデータの座標系

CAD データから 1 つのフィーチャ レイヤーのみが必要 (例: ポイント フィーチャだけ変換したい) である場合、[CAD → ジオデータベース] ツールではなく、[コンテンツ] ウィンドウにて当該レイヤー (例:「cad データ名-point」) を右クリック → [データ] → [フィーチャのエクスポート] ツールを利用して出力することもできます。

CAD データから変換したフィーチャクラスの取り扱いについて

  • ArcGIS Pro で可能な作業
    CAD データをファイル ジオデータベースのフィーチャクラスへ変換することで、地物や属性情報の編集が可能です。
  • シンボル
    明示的にシンボル設定の変更が必要です。
    この際、CAD データのシンボル設定を複数のレイヤーで統一されたい場合は、ArcGIS 側で一度レイヤー ファイルを作成し、そちらを適用することで作業を簡略化できます。
    レイヤー ファイル (.lyrx) については、「ArcGIS Pro: レイヤー ファイル (.lyrx) とレイヤー パッケージ (.lpkx) の作成方法」をご確認ください。

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